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呼吸器系に働く精油~鼻やのどの不調~

 

こんにちは!

 

Aroma Tacet会員限定の学習ページ『アロマTIPS/基礎知識』へようこそ。何度でも繰り返し読んでアロマの基礎知識を学んでくださいね。

 

 

呼吸器系とは鼻、のど、気管支、肺などの器官の事を言います。

 

今回は、呼吸器系に積極的に働いてくれる精油と活用方法を学んでいきます。

 

ユーカリプタス(Eucalyptus)

ユーカリプタス・グロブルス(学名:Eucalyptutus globulus)
ユーカリプタス・ラディアータ(学名:Eucalyptutus radiata)
ユーカリプタス・レモン(学名:Eucalyptutus citriodora)

抗ウイルス作用、抗菌作用に優れています。すっきりとした香りが鼻水や鼻詰まりの不快感を解消してくれます。

風邪の一般的な症状にも役立つため、体調がすぐれない時に風邪をひきやすい方、呼吸器に不調が出やすい方は重宝します。

 

どんな呼吸器の不調に働くの?

  • 咳(せき)
  • のどの感染症全般
  • 鼻水、鼻づまり
  • 気管支炎
  • 風邪の初期症状

 

ユーカリには種類があり、呼吸器系に働くのは

  • ユーカリプタス・グロブルス(Eucalyptutus globulus)
  • ユーカリプタス・ラディアータ(Eucalyptutus radiata)

になります。ユーカリプタス・レモン(Eucalyptutus citriodora)という種類のものは呼吸器の不調に働く1.8シネオールという成分がほとんど含まれていないため注意が必要です。

 

ティートリー(Tea Tree)

ティートリー(学名:Melaleuca alternifolia)

抗菌作用、抗ウイルス作用、さらに免疫強壮作用も非常に優れているため、症状の回復を強力にサポートしてくれます。

免疫力低下による精神の疲れにも働いてくれるため、風邪などで免疫力が落ちているときにとても頼れる精油です。

 

 

どんな呼吸器の不調に働くの?

  • 咳(せき)
  • 鼻水、鼻づまり
  • 花粉症
  • 風邪
  • 気管支炎
  • 呼吸器の感染症全般

 

ティートリーは真正ラベンダーに勝るとも劣らない、安全な成分で構成された精油です。子供からお年寄りまで活用できます。

 

主成分であるテルピネン-4-オールという成分が、ティートリーの「強力な作用ながら、肌に優しい」という強みを形づくっています。

 

ペパーミント(Peppermint)

ペパーミント(学名:Mentha Piperita)

頭痛や頭痛を伴う鼻の炎症におすすめの精油です。鼻水などの原因物質であるヒスタミンを抑制してくれて、症状を和らげます。

主成分のℓ-メントールは緊張した筋肉を緩め頭痛を穏やかに緩和してくれます。

吐き気にも◎

 

どんな呼吸器の不調に働くの?

  • 風邪
  • 風邪による関節痛、頭痛
  • 気管支炎
  • 吐き気

 

ペパーミントの主成分であるℓ-メントールは刺激が強いため、子供や高齢者に使用したい場合には、含有量の少ないスペアミント(学名:Mentha Viridis)を使うことも選択肢に入れておくとよいです。

 

タイム(Thyme)

タイム・リナロール(学名:Thymus vulgaris ct linalool)
タイム・ゲラニオール(学名:Thymus vulgaris ct geraniol)
タイム・チモール(学名:Thymus vulgaris ct thymol)

強壮作用や去痰作用(過剰な粘液を気管から排出する働き)があり、呼吸器の不調全般に使用できます。

呼吸が浅い時、痰(たん)が絡むときに吸入することで辛さが和らぎます。

種類が多いので注意が必要。

 

どんな呼吸器の不調に働くの?

  • 呼吸器の感染症全般
  • 気管支炎
  • 副鼻腔炎
  • 免疫力の低下

 

タイムにはいくつかの種類が存在します。(ケモタイプ)

呼吸器系の不調におすすめなのは下記の3つです。

タイム・リナロール(Thymus vulgaris ct linalool)

 ・刺激が少なく肌に優しい。殺菌力があるのに穏やかで使いやすい。

タイム・ゲラニオール(Thymus vulgaris ct geraniol)

・ゲラニオールも肌に穏やかなため安心して使うことができます。

タイム・チモール(Thymus vulgaris ct Thymol)

・感染症には最も効果的だが皮膚刺激が強いため低濃度で希釈する。

パイン(Pine)

パイン(学名:Pinus Sylvestris)

パインは英語で松のこと。昔から呼吸器の不調に利用されてきましたが、特に肺に対して顕著な働きがあります。

身体的疲労や弱った体にもよく働くため、風邪で体力が低下しているときには包括的なケアに使用できます。

 

どんな呼吸器の不調に働くの?

  • 風邪
  • 気管支炎
  • 呼吸器の感染症全般
  • 喘息
  • 風邪の体力低下による身体的な疲労

 

主成分のαピネンは酸化しやすいため、保管場所と使用期間には気を付けておくようにしましょう。

 

刺激が少なく、優しい香りがしますが皮膚への刺激はやや強いため、濃度は高くても10%までにしておくと安心です。

 

ブラックスプルース(Black Spruce)

ブラックスプルース(学名:Picea Mariana)

ブラックスプルースもマツ科の植物で、針葉から精油が抽出されます。パインと似ていますが、こちらの方が香りが濃く深い森の香りがします。

呼吸器の不調によく働き、循環も促してくれますので風邪の時に活躍してくれる精油です。

 

どんな呼吸器の不調に働くの?

  • 風邪
  • 気管支炎
  • 呼吸器の感染症全般
  • 風邪の体力低下による身体的な疲労

 

パインによく似ているので、好きな香りを使ってOKです。こちらもαピネンが多く含まれているので酸化には注意して早めに使い切るようにしましょう。